広島県三原市にある、新高山城。
毛利家の名将、小早川隆景が三原に移るまで居城としていた山城です。
続100名城の一つにも認定されています。
今回行くことができましたので、所要時間と実際の様子を紹介します。
所要時間は?
駐車場から歩いて本丸まで往復した結果、
38分かかりました。
スタンプを押しに行くなら、さらに30分は余裕を見ておくといいかと思います。
車でない場合、全て歩きとなりますので、さらに余裕をみてください。
スタンプを押しに
新高山城自体には続100名城スタンプを設置していません。
近くの本郷生涯学習センターに設置されています。
パンフレットやマップも合わせて取得しておくと便利です。
センターから登城者専用の駐車場まで、車で10分程度です。
新高山城の駐車場はそれなりのスペースが確保されていました。

道が少し狭いところがあるので、注意しながら走行してください。
高山城は新旧二つあり、今回は続100名城認定を受けた、新しい方に行きます。

登山開始
登城ルートはかなり丁寧に整備されている印象です。

地元の方が落葉をブローしていました。ありがたいですね。

えっちらおっちら登山です。
10分ほど上ったところに番所跡がありました。

三段の曲輪になっているということですが、一段しかわかりませんでした。

他の段に行けるわけではないので、無理をせずに次へ向かいます。
さらに少し登ると、隆景が建立したというお寺の跡があります。

父の元就の供養をしたと言われているそうです。
立派な庭の跡も残っていました。
隆景も同じ庭を見ていたのでしょうか。

中の丸というところまで登ると、左右へ分かれ道となっています。
左側の郭は整備がまだで危険らしいので、右へ進みましょう。

訪問時は12月頃です。
紅葉はそろそろラストの季節です。

本丸
本丸へ到着です。

建物の礎石があると書いてありましたが、わからなかったです。
実際、城主の隆景を初め多くの人がここで暮らしていたそうです。
この山の上で暮らすとは、なかなかすごいことだと思います。
本丸の北側にも大きな曲輪があり、多くの人が暮らしていたようです。

ちょっと降る道が急でしたので、今回は北の曲輪の方はパスすることにしました。

ここまでで大体20分ほどでした。
急勾配ですので靴などの服装には注意が必要です。
杖はあったほうがいいかもしれません。
登山者用の杖は入り口に置いてありました。
詰めの丸へ
さらに詰めの丸まで足を運びます。

石の産地ということで、巨石がゴロゴロ転がっています。
石碑や石仏もたくさんありました。

詰めの丸からの景色は最高です。

城下を一望できます。

昔はこの沼田川を登って交易していたそうです。
そして向かいの高山城は丸見えです。

隆景が高山城から新高山城へ本拠を移し、45年間在城したそうです。
知将として知られる小早川隆景に思いを馳せるのも悪くないでしょう。
下山はここから15分でした。
新高山城は知られざる名城
恥ずかしながら、私は最近まで存在すら知らなかったです。
しかし行っていると、見所の多い立派な名城でした。
ぜひ吉田郡山城や三原城と合わせて訪問してみてください。
こちらの記事も参考にしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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