羽柴秀吉による有名な兵糧攻めが行われた三木城。
別所長治と三木城の名は時代小説やドラマでよく耳にします。
中国攻めの際、突如反旗を翻した別所軍に対し、秀吉は徹底的な兵糧攻めを行い勝利します。
その歴史は知っている方は多いと思います。
しかし、実際に三木城に訪れる方は少ないのではないかと思います。
実際に訪問してきましたので、実際の所要時間と様子をご紹介します。
所要時間
資料館を訪問し、天守台まで行ってみた結果、
15分ほどでした。
あまり知られてない場所ですので、見所も多くはありませんでした。
天下一の名城、姫路城からは、車で30分ほどです。
姫路市ではなく、三木市のお城になります。
資料館
二の丸跡に歴史資料館があります。
駐車場が目の前にありますのでそのまま乗り込めます。
行くまでに道が狭くなっているところがあります。
住宅地の中を通りますので、注意して走行してください。
![資料館の石碑の写真](https://taretaretrip.com/wp-content/uploads/2021/05/DSC03088-1024x683.jpg)
内部は三木合戦の資料などが展示されています。
そこまで大きい施設ではないので、すぐ見て回れると思います。
ちなみに三木城は名城指定を受けていませんので、スタンプは置いていません。
御城印は販売していましたので、忘れないようにご購入ください。
本丸跡
資料館が二の丸跡地にありますので、本丸へは歩いてすぐです。
本丸には稲荷神社がありました。
その脇を抜けると、天守台と伝わる場所があります。
その天守台には石碑が立っていました。
![本丸跡の石碑の写真](https://taretaretrip.com/wp-content/uploads/2021/05/DSC03090-1024x683.jpg)
自らの命と引き換えに開城した若き城主、別所長治の詠んだ辞世の句が記されています。
「今はただ うらみもあらじ 諸人の いのちにかはる 我身とおもへば」
若いのに立派すぎて涙が出てきます。
解説されなくてもわかる内容なのに、奥深いです。
近くには別所長治公の像も立てられています。
結構綺麗な像でした。
![別所長治公の像の写真](https://taretaretrip.com/wp-content/uploads/2021/05/DSC03089-1024x683.jpg)
あまりメジャーでないお城ですので、期待が大きかったわけではありません。
それでも、資料館や駐車場があるだけしっかりしていると言えるのではないでしょうか。
なお、同じく秀吉から兵糧攻めを受けた鳥取城についても別記事にしてあります。
こちらもぜひご覧ください。
まとめ
若くして立派に責任を取った別所長治公。
私もしっかり責任を取れる大人になりたいと思いました。
周辺には秀吉軍の陣屋跡なんかもあるそうです。
興味がある方はぜひ訪問してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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