福井県敦賀市の金ヶ崎城跡。
織田信長の撤退戦、金ヶ崎の退き先の舞台です。
実は南北朝時代にも激戦が繰り広げられた舞台でもあります。
訪問してきましたので、所要時間や実際の様子をお伝えします。
所要時間
一番遠い展望台(月見櫓があったとされる場所)まで往復で、
32分かかりました。
早歩きで往復したため、ゆっくり見て歩きたい方は1時間程度かと思います。
金ヶ崎神社
駐車場は金ヶ崎城の麓にあります。
出入り口への道が狭いので要注意です。
そこから坂道を歩いていきます。
少し急な坂を登り切ると、神社に到着です。
この地で奮戦し、最後を遂げた南北朝時代の南朝軍を祀った神社だそうです。
神社では浅井長政の裏切りを知らせたとして有名な、両端をくくったお守りも売っています。
御城印もこちらで販売しています。
名城指定は受けていませんので、スタンプは置いていません。
さらに奥へ
神社の脇からさらに奥へ進みます。
所々開ける海を眺めながらどんどん進んでいきます。
一本道の遊歩道なので迷いません。
展望台までの道の途中に、南北朝時代の遺跡があります。
新田義貞とともに金ヶ崎城に立て篭もった尊良親王の最後の地とされている場所のようです。
道から少し外れますが、看板が出ていますので見落とすことはないと思います。
展望台へ
古戦場の石碑がありました。
この辺りに本丸があったようです。
ここから少し歩くと展望台です。
最終的に金ヶ崎宮から20分ほどで到着です。
若狭湾が広がる気持ちのいい景色を見ることができます。
信長たちも同じ景色を見ていたのかもしれません。
ここからまさか撤退戦になるとは思ってなかったでしょうね。
帰り道
来た道とは別の道で戻ります。
明るいうちは迷うことはないでしょう。
さすが金ヶ崎城跡ということもあり、遺構が残っていました。
信長の撤退戦、金ヶ崎の退き口が有名ですが、南北朝時代の戦でも有名です。
安倍龍太郎先生の小説で、新田義貞を描いたものがあります。
とても面白いのでおすすめです。
金ヶ崎城は、室町時代から重要拠点だったのです。
行き道は海沿いの綺麗な遊歩道でしたが、帰りの道は遺構も多く、楽しい道でした。
無事下山
写真を撮りながら無事下山です。
山というほど山ではありません。地元の方も散歩していました。
迷うことはないと思いますが、念の為、明るいうちに下山しましょう。
結果、写真撮影しながら多少の早足移動で32分で攻略となりました。
まとめ
100名城などではありません。
ですが、南北朝時代と戦国時代に歴史のターニングポイントとなった場所。
歴史好きな人は訪れると楽しめること間違いなしでしょう。
また、御城印や独特のお守りも手に入れることができます。
景色もいいですので、是非検討してみて下さい。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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