一乗谷朝倉氏遺跡の所要時間を検証!

一乗谷の石碑 100名城
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越前の戦国武将である朝倉家の本拠地は、福井県の一乗谷にありました。

一乗谷は朝倉家滅亡後、人々に忘れられたために保存状態も良好のまま残っています。

訪問することができましたので、所要時間と実際の様子をお伝えします。


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所要時間は?

一乗谷には朝倉の館跡を中心に見所もたくさんあります。

今回は侍屋敷を復元した街並みと朝倉屋敷を歩くルートで回った結果、

所要時間は1時間程度です!

では見所とともに時間の内訳を紹介したいと思います。


復元町並

一乗谷は福井市から30分ほどの山の谷間にあります。

駐車場もかなりありますが、おすすめは復元町並の出入り口の二箇所のどちらかです。

私たちは南側の出入り口の駐車場へ止めました。

入り口で御城印や100名城スタンプをゲットできます。

入館料を払って入場します。

南側出入り口付近の写真
出入り口付近の様子

入場してすぐに遺跡があります。

戦国時代の城下町の遺跡の保存状態としては日本屈指だそうです。

未復元の遺跡の写真
復元されていない箇所

排水溝なども綺麗に残っており、なんだかワクワクします。

復原町並の写真
復元町並

そしてここが復元町並です。

入場したのが9時半頃ですので、まだ人も少なかったです。

こちらの場所はソフトバンクのCMのロケ地にも起用されたそうです。

民家にも一軒一軒入ることができ、戦国時代にタイムスリップしたような空間を堪能できます。

家の写真
それぞれテーマがあり、展示品もあります。

途中にある門を覗くと、そこは有力な武士が住んでいたであろう立派な土地がありました。

大きな紅葉の木の写真
大きな紅葉の木

そこには大きな木が立っており、もう葉は落ちかけていましたがなんとも綺麗な光景でした。

当時の武士たちもこの庭の美しい景色を眺めて過ごしていたのでしょうか。

綺麗な紅葉の写真
輝く紅葉

街並みの中にはこんな展示も。

将棋をしている人形の写真
将棋をしています

結構広い範囲を復元しています。

町並の写真
北側から南向きに撮影

ここを抜ければゴールです。

出入り口の近くの写真
出入り口付近

復元町並は30分程度で踏破しました。

じっくり見ましたので、平均的にこのくらいの時間は必要かと思います。


朝倉氏の館

朝倉の館跡は、復元町並から川を越えた向かいにあります。

一乗谷川の写真
一乗谷の中央を流れる一乗谷川

左右に広がる田んぼのような土地も全て一乗谷の遺跡なので、早朝散歩も良いですね。

復原の写真
この辺り一体全て遺跡

少し歩くとすぐに着きます。

遠くに朝倉館が見える写真
全方に見えるのが朝倉館跡

朝倉館跡に到着です。

唐門の写真
朝倉館の唐門

復元されているのはこの唐門だけです。

観光客の方はみんなここから出入りしますので、上の写真のような無人の写真を撮るなら、早い時間帯に行ってタイミングよく撮影することをおすすめします。でないと、ずっと待つ羽目に・・・

なお、ここの入場は無料でした。

内部は巨大な建築物を想像させる礎石群に、

礎石の写真
広大な土地に置かれた礎石

朝倉家の歴代当主も見たであろう庭園の跡などを見学できます。

朝倉館の庭園の写真
庭園のあと

少し登ると他の庭園があり、館の跡地を見下ろせるようですが、今回は行きませんでした。

予想以上に広大な敷地で興奮しました。


少し寄り道

堀にいる鯉の写真
堀にいた鯉

駐車場に戻っていく際、寄れそうな庭園があったので、歩いて行ってみました。

朝倉義景の妾であった小少将の館跡にある庭園は紅葉の時期は綺麗とのこと。

5分ほどの回り道です。

坂道の写真
少しだけ登ります。

回り道した結果・・・

諏訪館跡庭園の写真
諏訪館跡庭園

見事に落葉していました!

少し残念ですが、それでも立派な庭園です。

駐車場にそのまま戻りました。

町並を出てから20分程度でした。


城戸

帰りに下城戸に寄りました。

下城戸の写真
下城戸

ここは一乗谷の出入り口とされ、大きな門の役割を果たしていたようです。

一乗谷の町としての大きさがよくわかります。

ここから福井市の方へ行けば資料館があります。

時間がある方はそちらも寄ってみてはいかがでしょうか。


まとめ

一乗谷朝倉氏遺跡は、越前に栄華を誇った朝倉氏の、忘れ去られた夢の跡地です。

ここに来れば、歴史を知らない人でも、震えるほどの感動を味わえる、かも、しれません。

少なくとも歴史好きな方はぜひ一度訪問することをおすすめします。

なお、今回は訪問していませんが、山上には一乗谷城があります。

早朝から一乗谷城まで散策できれば、また違った絶景があるかもしれません。

いつか私も登ってみたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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