山梨県甲府市にある名城、甲府城。
鶴が羽ばたく姿のように見えたことから舞鶴城とも呼ばれています。
現存する建築物はありませんが、石垣が立派に残っています。
実際に訪問しましたので、その時の様子をご紹介します。
所要時間
甲府駅北側の山手御門、南側の甲府城へ両方訪問しています。
合わせて、41分でした。
内訳は、
山手御門 10分
駐車場から歩いて公園管理事務所訪問まで 5分
本丸まで 12分
天守台から駐車場に戻るまで 14分
となっています。
駅前に移動
甲府城への訪問の前に、武田信玄ゆかりの躑躅ヶ崎館跡(武田神社)へ訪問しています。
こちらの記事もぜひご覧ください。
躑躅ヶ崎館跡に訪問後、甲府駅前に移動します。
ずっと緩やかな下り道となっており、躑躅ヶ崎が意外と高い位置にあったことが実感できます。
桜並木の突き当たりに、甲府駅がありました。
駅前の有料駐車場にまずは駐車しました。
駅前を散策
駅前の老舗でほうとうをいただいたあと、歩いて甲府駅へ向かいます。
駅前には、藤村記念館という建物もあります。
躑躅ヶ崎館跡の裏手にある山城、要害山城の続100名城スタンプはこちらで押せました。
要害山城へは今回は訪問していません。
また訪問したらご紹介します。
山手御門
駅の北側の有料駐車場を利用していましたので、まず山手御門へ訪問します。
山手御門は、線路を挟んで甲府城の北側にあります。
甲府城内は、鉄道で分断されているのです。
線路で分断されたと言えば、広島県の三原城を思い出します。
こちらの記事もぜひ覗いていってください。
山手御門は、綺麗な枡形の虎口になってました。
図面や発掘調査から復元しているそうです。
櫓の内部には入ることもできます。
ここから見ると、甲府城の広大さがよくわかります。
歩いたら距離がありそうですね。
駐車場
甲府城のメインは、甲府駅の南側にあります。
また歩いて戻ってくるのもタイムロスだと思い、駐車場を変えることに。
甲府城には一般の専用の無料駐車場はありません。
近くの有料駐車場を利用しました。
桜が咲き誇っている甲府城が一望できました。
歩いて向かいます。
スタンプ
遊亀橋という橋を渡って入城です。
渡った先の左手に、公園管理事務所があります。
ここにスタンプがありました。
他に2ヶ所ほど設置している場所が城内にあるそうです。
城内の地図
公園事務所の前に地図看板が設置されていました。
とても見やすく、わかりやすいですね。
南から入場したので、反時計回りに一周します。
鍛冶曲輪
鍛冶曲輪は憩いの広場になっています。
お花見してる方もいました。
ほぼ満開で、気持ちよかったです。
ここから見る城の中心部が壮大でかっこいいです。
数奇屋曲輪
鍛冶曲輪の突き当たりの階段を登ります。
登った先が、数奇屋曲輪です。
家の近くにあったら、毎日散歩しに来たくなりますね。
稲荷櫓
広場に出ました。
広場の北側には稲荷櫓という再建された櫓がありました。
枝垂れ桜があったのでツーショット。
内部へも入ることができ、スタンプも設置されているようです。
今回は入らず外観のみ見学。
稲荷曲輪
城の北側まで回ってきました。
北側の曲輪は稲荷曲輪という曲輪で、トイレがありました。
北側からは直接この曲輪に入ってくる出入り道があるようです。
稲荷曲輪から、本丸へ登っていきます。
坂道になっていました。
天守櫓跡
坂を登り切ったところに、何やら石組が。
天守櫓跡の石垣のようです。
ここには明治初期まで櫓があった古写真が残っていたと看板に書いていました。
現存建築物が一つくらいあって欲しいですが・・・仕方がありません。
いよいよ天守台へ
天守台へ登ります。
ご覧の通り、すごく立派です。
天守台の石垣は入り組んでおり、強固な仕掛けになっていました。
天守台からの景色
天守台から望む景色は絶景です。
見えませんが、躑躅ヶ崎館方向もしっかり見えています。
天気がいいと、富士山も見えるそうです。
この日は霞んでいて、かろうじて富士山とわかる程度でした。
本丸の広さも実感できます。
鉄門
本丸の南側には、近年再建された鉄門があります。
南側から直接上がった場合に、通り抜けます。
とても立派な門でした。
天守曲輪
鉄門を降りた辺りは、天守曲輪です。
防御がとても堅そうです。
青い空に桜、そしてかっこいい石垣・・・
甲府城、いい城だなあと感じながら帰りました。
駐車場まで戻って終了です。
まとめ
甲府城は現存建造物こそありませんが、石垣と歴史ロマンが残る、よき城でした。
桜の季節はぜひお勧めしたいです。
訪問した3月下旬には咲き誇っていましたので、渋滞や人混みには注意ですね。
ぜひ訪問を検討されてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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