小諸城の所要時間は?

100名城
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日本100名城のひとつ、長野県小諸市の小諸城。

所要時間など、訪問時の様子をご紹介します。


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小諸城とは

この地を制圧した武田晴信(信玄)が拡張整備し、仙石久秀が大改造を施した名城です。

維新後は廃城となり荒廃しましたが、地元の旧藩士たちが資金を集めて払い受けました。

のちの昭和天皇が行啓され、全国に名が知られるようになったそうです。

現在は日本100名城、日本桜名所100選にも認定された、懐古園として整備されています。

(パンフレットを参照させていただきました)


所要時間

小諸城の駐車場から一周して戻ってくるまでで、

36分でした。

なお、今回は資料館などには立ち寄っていません。

資料館を見学されたい方はさらに余裕を持っておいてください。


駐車場

駐車場は大手門側の市営駐車場を利用しました。

市営駐車場

小諸城の線路を挟んだ反対側になりますが、地下道ですぐ行くことができます。

小諸城の鼻の先を線路が走っていますね

大手門

この市営駐車場は大手門のすぐ近くにあります。

大手門

「実践的で質実剛健な門は、弘前城と並んで大手門の双璧と言われています。」

と説明看板にありました。

とても立派な門です

2階は館風な建物として使用していたそうです。

再建ですが、当時のものは仙石久秀が建てたそうです。

地下道

地下道を抜けて小諸城を目指します。

駐車場付近は綺麗に整備されていました。

カフェなんかもありました

エレベーターも利用できるようです。

安心ですね

駐車場から徒歩2分ほどで、三の門に到達です。

綺麗に整備された、よき公園の予感

三の門

またもや立派な門がお出迎え。

大手門と並び重要文化財に指定されている門だそうです。

三の門

昭和2年に再建された門で、小諸城を代表する建築物です。


スタンプ

三の門をくぐった先に料金所と資料館がありました。

徴古館という資料館です

資料館の入り口すぐに、スタンプがありました。

スタンプ台

今回、資料館には時間の都合上訪問していません。

時間がある方は訪問してみてください。

スタンプ、ゲットだぜ。

二の丸

入場料200円を支払って入城です。

ちなみに小諸城には動物園がそばにあります。

訪問した日は閉園日でしたが、長野県最古の動物園だそうです。

動物の鳴き声を聞きながら、綺麗に整備された道を歩いて行きます。

右手には早速、立派な石垣が。

つき当たりに門跡がありました。

二の丸門跡

門を越えたところに二の丸があります。

説明看板には、上田合戦時の徳川軍本陣が置かれた場所と書かれていました。

二の丸

写真を見ていただくと分かる通り、かなり石垣が残っていて楽しいです。

二の丸の看板には、上田合戦時に徳川本陣として使用されていたと説明されていました。

二代将軍の徳川秀忠は、この場所で足止めを食らっていたのか・・・と想像が膨らみます。


紅葉と桜

小諸城は桜の名所であるだけでなく、紅葉の名所でもあるそうです。

時期が合えば、日本ならではといった景色を堪能できます。

その代わり人出も多くなりますので、訪問時期は十分検討しておくことをお勧めします。

訪問したのは10月初旬

進んでいきます

現地は綺麗な看板で案内がされています。

パンフレットと合わせるとわかりやすいです

あちこちに遺構がありますので、楽しみながら歩くことができます。

南の丸跡

とてもレトロな雰囲気の中を進んでいきます。

雰囲気は抜群です

黒門

本丸へ渡るための橋が架かっていました。

堀はかなり深くなっていました。

黒門橋

橋も綺麗な上、雰囲気にもマッチしています。

いよいよ城の中心部へ至るこのワクワク感がたまりません。

気分はお殿様。

橋を渡った正面には本丸の石垣が。

本丸石垣

右手には黒門の石垣と礎石が残っていました。

ちなみに門自体は別の場所で現存しているそうです。

黒門跡

左手には御籠台跡との看板が立っていました。

その名の通り、籠を置く場所だったのでしょうかね。

お駕籠台跡

本丸跡

本丸は現在、懐古神社となっています。

懐古神社

私たち、境内の手水が好きなんですよね。

神秘的というか、なんか雰囲気があっていいと思いませんか。

分かる方は多いはず。(笑)

今風に言うと、エモい。

懐古神社は、城主だった牧野氏をはじめ複数の神様を祀っているそうです。

境内には他にも、山本勘助が愛用したという鏡石もありました。

伝山本勘助愛用の鏡石

天守台

小諸城には現在は天守閣が建っていませんが、昔は仙石久秀により大きな三重天守があったそうです。

天守台を見にいきます。

本丸からは裏道みたいになっていました。

少し階段を登ると、もう天守台です。

天守台へ上がる階段

天守台の上に到着です。

周辺は木々に覆われていて、景色は特によくありませんでした。

天守台の上

下から見るため、本丸から出ます。


天守台、横から見るか、下から見るか。

城内唯一という井戸を横目に迂回します。

荒神井戸

天守台、かなり大きいです。

天守台

迫力があり、テンションが上がります。やはり石垣は横から見るに限ります。

迫力のある石垣

展望台

展望台があるようなので行ってみることに。

開放的な通路でした。

この展望台は門の跡だったようです。

水の手不明御門跡

鬱蒼と茂った木々の間に、何やら橋も架かっていました。

歴史を感じる幕がかかっていました。

この展望台からは、近くを流れる千曲川が見えました。

高低差が想像より遥かにあり驚きました。

もう一つ展望台があったので、3分ほど歩いて行ってみました。

ここからは富士山も見えるみたいです。

富士見展望台

うーん、見えない。

天気は良かったのですが・・・。

歩いて駐車場まで戻って終了です。

途中、休園中だった動物園から色んな動物たちの鳴き声が聞こえてきて面白かったです。


他のおすすめスポット

小諸から北へ行けば、真田ゆかりの地、上田城があります。

こちらもぜひご覧ください!

小諸城に訪問する前には、龍岡城へ行きました。

珍しい五稜郭のお城です。

こちらもちらっと見ていってください!

まとめ

長野はお城も自然もいっぱいあって楽しいですね。

上田合戦や仙石久秀など、好きな人には堪らないお城でもあります。

想像していた以上に立派でしたが、天守閣がないので行こうという人が少ないのではないでしょうか。

お城=天守閣と思っている方も多いですが、個人的には勿体無いなあと感じます。

ぜひ訪問してみてください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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