100名城のひとつ、長野県伊那市の高遠城。
桜の名所としても有名です。
訪問時の所要時間、実際の様子などをご紹介します。
所要時間
入城してからスタンプをもらうまでの時間となります。
合計で、34分でした。
内訳は、
入城から桜雲橋まで 10分
桜雲橋から博物館まで 19分
スタンプもらうまで 5分
となっています。
駐車場によっては入場までの時間が変わってきますのでご注意ください。
高遠城とは
武田信玄が改修した城で、勝頼の弟仁科盛信が城主の時に織田信長の甲州征伐により落城。
その際には、5万の織田勢に対し、3千の兵が孤立無援のまま勇猛果敢に戦いました。
甲州征伐で武田方が最も抵抗した戦いとして有名です。
その後は譜代大名が歴代藩主として入城し、維新で廃城。
江戸幕府三代将軍の異母兄弟と言われる、名君保科正之もゆかりがあるみたいです。
入城
早朝に行ったため、案内などはなく・・・
駐車しうろちょろしていたら、どうやら南ゲートという入城口から入ったようです。
桜の時期はものすごい渋滞となるそうです。
訪問したのはとある秋。落ち着いて見学できる季節でした。
入ったところは、法幢院曲輪という曲輪だそうです。
白兎橋
橋を渡ります。
ここへきて、100名城の理由を思い知りました。
ものすごい堀です!
深く深く掘られているのがわかります。
本丸
白兎橋を渡った先は南曲輪。
保科正之が幼少時代に過ごしたそうです。
南曲輪を抜け、本丸に到着です。
遺構などはありません。
太鼓櫓
本丸には太鼓櫓がありました。
時を知らせる太鼓を打っていた櫓を再現しているそうです。
また、本丸には神社がありました。
仁科盛信と藤原鎌足を祀った神社だそうです。
問屋門と桜雲橋
高遠城の写真としてよく使われている、門と橋は本丸と二の丸の間にあるものです。
ここに桜が咲いている景色は、写真などで一度は目にしたことがあるのではないかと思います。
堀以外の遺構はほとんどないため、ここで引き返しました。
このあとスタンプをもらいに行きます。
高遠町歴史博物館
スタンプは高遠城南ゲートからすぐの、高遠町歴史博物館に設置されています。
訪問したのは早朝だったため、まだ閉館していました。
博物館の敷地前には、石像がありました。
高遠城は、名君と名高い保科正之が幼い頃に過ごした地でもあります。
現地へ来てみて初めて知ることがあると、史跡巡りの醍醐味を感じます。
スタンプ
開館前ではありましたが、スタンプをもらうことができました。
開館中であれば、御城印もあるみたいです。
他のおすすめスポット
高遠城訪問後、諏訪の高島城へ訪問しています。
長野、岐阜は見どころが多いですので、合わせて訪問を検討していただければと思います。
まとめ
100名城の高遠城は、甲州征伐の激戦の地であり、今なお立派な堀が堅城さを物語っていました。
桜は日本一とも称される名所。
甲州征伐で散っていった命が、桜に形を変えて、今も何かを残している。
そんな感傷に浸りながら、のんびり散策してみてはいかがでしょうか。
ぜひ訪問してみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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