島津が築城した宮崎の続100名城の一つ、佐土原城。
訪問しましたのでご紹介します。
なお、今回は時間にゆとりがなく、かなり雨が降っていました。
そのため、山城の城跡へは上がらず、麓の鶴松館のみの訪問となりました。
所要時間
麓の鶴松館のみを見学した結果、
24分でした。
駐車場は無料で広い専用のものがあります。
山の城跡へ登る場合は、さらに2時間くらいかかるそうです。
島津家久・豊久親子について
佐土原城は、島津家久・豊久親子ゆかりの城です。
薩摩島津で戦の天才といえば、島津義弘が有名です。
その義弘が認めた天才が弟にいました。
それが島津家久です。
家久は数々の戦で奇跡的な勝利を掴んだ名将で、龍造寺隆信を討ち取っています。
そしてその息子の島津豊久は猛将です。
関ヶ原の合戦において、叔父の島津義弘を逃すため捨てがまりの戦法により命を落としました。
義弘はその死をものすごく悲しんだと言われています。
破天の剣
何を隠そう、私は島津家久・豊久親子が大好きなのです。
その理由は、ある小説を読んだから。
それは、天野純樹さんの、「破天の剣」です。
家久の一生を描いた小説で、家久の栄誉の影にある努力や苦悩も描いた名作でした。
面白いのでめちゃめちゃおすすめです。
鶴松館
佐土原城は山城と平城の両方あります。
戦国時代の山城と、江戸時代の平城の二つです。
その平城の佐土原城の跡地に立つのが鶴松館です。
山城へ登る道もここから行くことができます。
九州最南端の天守台、見たかった・・・
初見で登るにはかなりの山ですし、以前の大雨で崩れている場所もあるそうです。
登られる場合は、先に鶴松館へ行って状況を確認した上で登ることをおすすめします。
スタンプ
続100名城スタンプは、鶴松館の正面の門に設置されていました。
門をくぐった先に、観光案内の方がいらっしゃいました。
観光案内の方いわく、かなり登山はきついらしいです。
雨の日はやめといた方がいいと思います。
というより、自らにそう言い聞かせます。
鶴松館内部
発掘調査で判明した館を再現しているのが鶴松館です。
内部は資料館となっています。
内部は基本的に写真撮影禁止でした。
資料館には、佐土原城のジオラマがありました。
精巧に作られていました。
庭なども再現していました。
ゆっくり見て回ったところで、24分でした。
まとめ
雨でしたので仕方ないですが、やはり山の方に登りたかったです。
次に機会があれば、登ってやろうと思います。
登らなくともスタンプは押せますのでご安心ください。
宮崎には南の飫肥城、
北には延岡城といった名城もありますので、合わせてご検討ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント