佐賀県北部の唐津市にある名護屋城跡。
太閤秀吉により築城された大規模城郭です。
再利用されないよう破壊されていますが、今なおその大きさを物語る遺構が残っています。
実際に訪問しましたので、所要時間と実際の様子をご紹介します。
所要時間
駐車場から歩いて本丸まで行った結果、
28分でした。
本丸から元来た道を通らず、北の方へ回って戻った結果、
37分でした。
博物館をじっくりみた時間は、
21分でした。
両方じっくり見て回るなら、
1時間は見ておくといいと思います。
博物館
駐車場からまず博物館へ向かいます。
100名城スタンプは受付に置いてありました。
パンフレットももらっていきましょう。
内部は名護屋城に関する資料や模型が展示しています。
必見なのは名護屋城の巨大なジオラマです。
大名たちの陣屋跡まで再現されていて、とても面白かったです。
天守や館もとても大きいです。
たくさんの建物が立っているのがわかります。
こうして模型で見てみると、いかに巨大な城だったことがわかります。
崩落石垣と大手門
博物館で名護屋城について学んだら、早速登城開始です。
まずは巨大な石垣と大手門がお出迎えです。
さすが秀吉の築城だけあって、石垣も非常に高いです。
各地の廃城になった城はある程度、人為的に破壊されています。
城跡に立てこもって反乱を起こされるのを防ぐため、天草一揆の後に進められました。
反対側には大手門の櫓跡が残っています。
本丸目指して
道に沿って進んでいきます。
迷うことはないと思います。
迷っても見どころ満載ですので大丈夫です。
崩落・破壊された石垣は、城のあちらこちらで確認することができます。
三の丸は鬱蒼と木が生い茂っています。
本丸
三の丸から本丸に上がれます。
この辺りに大きな門があり、伊達政宗に譲られたと伝わっています。
仙台城の大手門として使われていたそうです。
空襲で燃えてなければ、今も見ることができたと思うと、残念です。
広大な本丸に到着です。
とにかく広いです。
さすが秀吉、驚きの広さです。
天守台
広大な本丸の北西に、天守台が残っています。
石垣は残っていませんが、礎石が残っています。
景色は最高なのだと思いますが、あいにく天候に恵まれず・・・
天守台からは、遊撃丸が見下ろせます。
石垣が削られていますが、なかなかの遺構です。
もと来た道を戻ります。
北からの回り道
来た道とは別のルートを通った場合の様子です。
実は今回の訪問は2回目なのです。
全く違った道ですので、見るものは変わってきます。
大きさや石垣の高さ、壮大さを感じることができます。
三の丸から、馬場と呼ばれる通路を通ります。
二の丸と三の丸をつなぐ通路の役割を果たしています。
往復するだけより面白かったですのでおすすめです。
結局出口は同じところですので、時間があれば行ってみてください。
まとめ
わずか2〜3年しか使用されなかったとは思えない広大さです。
模型でもわかりますが、この地にたくさんの建物が立ち、たくさんの人が生活していました。
遺構としては破壊されているところも多くありますが、間違いなく名城です。
ぜひ一度、訪問してみてください。
同じ唐津市の唐津城も合わせてご検討ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント